天然の鉄棒 

 この「天然の鉄棒」というタイトルで良かったかどうか今でも迷いがあるのですが、近所の佐世保公園、市営温水プールそばのクスノキに鉄棒がはまっています。

 もちろん人為的に穴を開けて鉄棒がはめられているのだとは思いますが、穴の周囲の枝が成長して鉄棒をぐるりと囲んで盛り上がり、まるでクスノキが自然に鉄棒を自分の体の一部にとりこんだかのように見えます。いったい誰がなんのためにこんなことを?、と不思議な鉄棒です。

 少し目線より高い位置にあるため気づく人は少ないようですが、私は早くから気づいていました(^_^;)。ここで娘を遊ばせて写真を撮れば絵になるにちがいない・・・と。

 この頃は娘達もまだ小学生で、公園に遊びに行こうといえば素直についてきます。下の娘は自転車の練習中で上手になりたいので毎日でもOKです。

 自転車を踏み台にして娘二人を樹にのぼらせて、あれこれと1週間ほど撮影しました。

 上の写真ががいろいろ撮った中で一番気にいりました。鉄棒にぶら下がっているのは次女の晴夏。残念ながら長女の奈々は後ろの幹に隠れてしまって服の一部しか見えません。

 この写真は99年よみうり写真大賞ファミリー部門夏の部で入選しました。

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