一年生の沢登り
私は当地の「ふるさと自然の会」の会員です。あまり熱心とは言えず時々ファミリー向けの催しに参加するくらいでしかありませんが・・・。
この会には「あかがしの家」という古い民家を手入れした施設が北松浦郡世知原町にあります。1997年の夏休み、家族でこの「あかがしの家」に宿泊して翌日は沢登りをするという1泊2日(土曜日曜)の催しに参加しました。
台風の影響で土曜は雨。かなり降りました。翌日は台風一過ですが、雨の影響で沢の水かさは増えています。世知原町での沢登りは近所の県立施設「少年自然の家」の沢登りコースがポピュラーなのですが、この時の沢登りは小塚岳トンネルの近くから入っていくあまり知られていない沢で行なわれました。
台風の日に家族連れでこのような催しに来るのはやはり少数派で私たちと他にもう一家族、計2家族の9人しかいません。付きそうインストラクターは山岳会の方々10人程で参加者より多く万全の体制です。
この時長男が小学六年生、上の娘が四年、下の娘が一年でした。 |
この時は水量が多かったので持っていったカメラは簡易防水のコンパクトカメラ・オリンパスμIIだけ。ここはもっとも傾斜のきつかった場所で、子供達単独ではとても行けず山岳会の方々にザイルで支援してもらっているところです。金色の帽子の手前の子供が次女の晴夏、上の水色の帽子の子供が長女の奈々です。
この写真をよみうり写真大賞ファミリー部門に応募したところ全国で12人しかもらえない優秀賞をいただき全国版に掲載されました。ビギナーズラックというやつでしょう。天文関連以外のコンテストに入選するのはこれが初めてでした。
色々なフォトコンテストに応募し始めるきっかけになった思い出の1枚です。
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